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ヘルパーステーション そらいろ

2017年 11月 26日 ( 1 )

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先日の『FUKUSHI就職フェア』において来場者に配られていた資料の中に入っていた冊子です。
『福祉のお仕事 まるわかり BOOK』というものです。
福祉職についての説明が書かれています。

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「福祉の仕事で、あなたが力を発揮したいのはどの分野?」というページ。
高齢者福祉、障がい児・者福祉、児童福祉、医療・・・などなどに分けられています。

詳しく見ると、高齢者福祉の所には『特別養護老人ホーム』『デイサービス』などの種別や『ケアマネージャー』などの職種が書かれています。
障がい児・者福祉には、『障害者支援施設』『生活介護施設』・・・『グループホームなど』とあります。

そらいろのような『ヘルパーステーション』はないかなと探しました。
高齢・障がい者福祉の二分野に渡る場所に記載されていました。

ヘルパーステーションは『在宅介護』というカテゴリーに入れられていました。
職種は『ホームヘルパー』です。
間違いではないです。

でも、違和感を感じます。

ページを読み進めると『障がい児・者福祉分野』が書かれていました。

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生活介護施設や就労移行施設の役割などの説明書きがあります。
これを読むと、施設の役割や働きが分かりますね。

そらいろのような事業所は・・・
『居宅介護サービス』というカテゴリーに入るのかなと。
説明書きは下記の通りです。
「入浴、掃除など、日常生活を送るための支援をします。いわゆるホームヘルプサービス(高齢者のヘルパーステーションと併設されている場合もあり)です」

間違いではありませんが、また違和感が。


『ガイドヘルプ』は???
冊子の中に一言も出てきません。

そらいろの仕事の約8割はガイドヘルプです。
いわゆるホームヘルプサービスは約1割程度。

高齢者のホームヘルプサービスはしていません。

ホームヘルプは受けていない訳ではありませんが、ガイドヘルプのニーズの方が大きいのが実情です。

障がい者福祉の分野において、ガイドヘルプ(行動援護、移動支援など)のニーズは多いと思います。

しかし、この冊子にはありません。

ちなみに計画相談支援についての記載もありませんでした。

となると、当法人が実施している事業の大半が登場しないということになります。

ガイドヘルプも相談支援も地域生活支援において大切な要素です。
ニーズは多く、今後も増え続けていく仕事だと私は思います。


しかし、この冊子を見る限り、私と世間の間には大きな違いがあると感じざるを得ません。
『福祉のお仕事 まるわかり BOOK』に登場しないという事は、どういう事なのでしょうか。


就職フェアに出展していても感じる事もあります。

まず、求人を出す際、職種の欄に『ガイドヘルパー』はありません。
仕方なく『ホームヘルパー』を選びます。
ホームヘルパーすら選択肢にない時は『介護職』を選ばざるを得ません。

従って、ブースに話を聞きに来られる方は、ホームヘルパーの仕事だと思っておられます。
なので、最初に「うちは、お出かけの仕事です」と伝えると驚かれます。

そして、ガイドヘルプの業務についての説明をさせていただきますが、なかなか実感してもらえないような気がします。
「楽しそうな仕事」「一人で外で対応しなきゃならない大変そうな仕事」という漠然したイメージしか伝わらない時もあります。
説明が下手なのだと思いますが・・・


そらいろの仕事って、『介護職』だとは思っていません。
そもそも『介護職』って何でしょうね。

介護をすることだけが目的でないですよね。

利用者さんの「やりたい事」を実現させる為に支援をしているのであって、介護は1つの手段だと思います。
「買い物に行きたい」という方と外出する時にトイレや食事にサポートが必要なら介護を行いますが、目的は買い物です。
楽しく満足できる買い物になるように考えるのが支援者の役割だと思います。

我々、ガイドヘルパーはお出かけのプロです。
外出中の介護は行いますが、それ以外に道案内や金銭管理、コミュニケーション支援、連絡、相談などを行います。
『介護職』という枠には止まらないと思います。


『ガイドヘルパー』という業種があるという事を、広く知ってもらえると求人活動もやりやすくなるのだろうなと感じました。

次の『まるわかり BOOK』には、ガイドヘルパーが記載される事を期待したいと思います。
そらいろで冊子を作りましょうかね。

by tumanokokoro | 2017-11-26 23:26 | 参考書 | Comments(0)