ゴミが邪魔で通れないということ

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「歩道にゴミが置いてあって通れなくて困ってしまうことがある」と利用者さんから話を聞きました。

「そんな事があるんですね」と話しながら歩いていると、まさにその光景が広がりました。

月二回ある『燃やさないゴミ』の日です。
昼になっても収集されていない場所があるようです。
駅に向かう狭い歩道にあると通りにくいですね。

ゴミを通り越すのに悩むと話すのは発達障がいの利用者さんです。
もちろん、車椅子利用者の方でもゴミが置いてあると通れませんので困りますが。

狭い歩道が月二回だけ埋まってしまうという事態です。
車道側に避ければ良いのですが、これを実践するには「車道の車が来ていないか」の確認が必要です。
確認はできるけど、結構大変なようでした。

「スーパーマリオやったら、Bダッシュからのジャンプでクリアできるのになぁ」とヘルパーと笑いながら話しました。

「ゴミを蹴飛ばして行ったらどうや?」とヘルパーから不謹慎な提案をしたところ・・・
「それはあかんやろ」と普通にたしなめられました。

何でもなさそうな事がハードルになっているということはあります。
「そんなん大丈夫やん」って言いたくなるところですが、本人さんが抱える不安感に寄り添えるような姿勢が大切だと思います。

そして、一緒に対応策を考えられるように努めたいと思います。

大切なのは『知ること』『理解すること』『一緒に考えること』なのではないでしょうか。

by tumanokokoro | 2019-06-05 15:21 | 大切にしている事 | Comments(0)

NPO法人ゆう・さぽーとが運営する『ヘルパーステーションそらいろ』が行う活動、ヘルパー支援の様子、代表の考え等を綴ったブログです。


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