散髪にまつわるエピソード

d0227066_23235019.jpg

本日、散髪にまつわるエピソードが、2つありました。

「まだ、自分では切るほどではないと思うのですが・・・」と利用者さんが話されました。
どうされたのかを聞くと、本日、施設に訪問散髪の方が来られるとのことでした。

自分としては、まだ切るほど伸びていないと感じているけれど、施設職員さんから「せっかく散髪屋が来てくれているのだから切ったら、どう」と勧められているようでした。
ヘルパーの私から「切るなら揃える程度にしてみては?」と提案しました。

「どうせ切るなら、短くしたい」とも言われていました。
迷われていました。


同じ日、別の利用者さんが「散髪に行ってもいいですよ」と話されました。
普通の会話に見えますが、実は8〜9年間切られていない方です。
支援者から何度も促したり、誘ったりしていましたが、頑なに拒まれていました。

その方が「散髪に行きます」と言われたので、支援者間ではビッグニュースです。
ちょうど、その日に施設に訪問散髪が来られていたようで、職員さんが勧められました。

「以前、行った美容室へ行きたい」と利用者さんからの希望がありました。
8〜9年前に行かれた美容室・・・
その時に支援を行った事業所へ連絡して、当時の記録を探してもらいました。
どこの美容室だったかな・・・


同じ日に2人の利用者さんから散髪の話を聞きました。
「自分では切ろうと思っていなかったけど、訪問散髪が来たから髪を切らないといけないかな」と思う悩みって、少し違和感を感じました。

散髪って、自分が「伸びたな」と感じて行くものだと思います。
「散髪屋の都合で切る」というのは不思議です。

地域生活というのは「自分がしたいと思った活動を自分がしたい時に行えること」なのかなと思います。
散髪や買い物、散歩や昼寝などなど、生活の中で行う何気ない活動の事です。

髪を切りたい時に散髪屋へ行けるという当たり前の行動を行えるよう、我々は利用しやすい美容室を探す必要があります。
「ここなら安心して行けますよ」と提案する事がヘルパーの仕事ですね。

当たり前の暮らしをサポートする為、地域の中に多くのつながりを作っていければ良いですね。

数年ぶりに散髪へ行く利用者さんの支援も、しっかりとさせていただけるよう準備をして行きたいと思います。

by tumanokokoro | 2018-04-09 23:23 | 大切にしている事 | Comments(0)

NPO法人ゆう・さぽーとが運営する『ヘルパーステーションそらいろ』が行う活動、ヘルパー支援の様子、代表の考え等を綴ったブログです。


by tumanokokoro
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る