全国障害者生活支援研究セミナー 2日目

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本日は東京研修の2日目です→こちら
テーマ毎に分科会が開かれ、興味のあるところへ参加します。

私は第1分科会に参加しました。
『意思決定支援』がテーマとなっていました。

3年前に参加した時も同じ分科会だったように思います。
障がいがある方の意思決定について支援するということは支援の根本であると思いますので、自ずと足を運びました。

分科会により参加人数が違いましたが、第1分科会は最少人数だったようです。
なぜでしょうかね??

事前課題を課せられ、グループディスカッションだったので、その影響でしょうか。
私は人見知りですが、グループディスカッションは好きです。


午前中、事例発表を聞きました。
宮城県にある『仙台つどいの家』の実践でした。

いわゆる重症心身障がい者と言われる方への意思決定支援についてでした。
一人一人に合わせた活動、支援についてビシビシと伝わってきました。

話し言葉による意思表示が困難な方への意思決定支援です。
目の動き、身体の動き、少しの変化を支援者が汲み取り、言語化して本人へ聞き返します。
「〇〇で良かったですか?」という感じですね。

発語がないから、話せないからといって、本人に意思がない訳ではありません。
意思表示をしていない訳でもありません。
ささやかでも必ず表出はあると思います。

その表出は、支援者側に『聴く姿勢』がなければ見逃してしまうでしょう。
本人主体の支援は、意思決定の支援から始まります。

それを再認識しました。

そして、本人からの意思表出に基づいて創られる活動こそが、本当の地域活動ではないかと思います。

事例では、ペースト食しか食べることができない方と一緒に外食へ行く様子を見せていただきました。
レストラン側とメニューの工夫などを相談されていました。
「このペースト食は、どうやって作っていますか?」などシェフからの質問に支援者が答えます。

「できるかな?」と考えるシェフの姿が印象的でした。

レストランに出来ることと、施設側で協力できることを合わせて、特別メニューのオムライスが完成。
それを美味しそうに完食された本人さんの姿を見たシェフから一言。
「次は、ドリアもいけるかも」

地域を変えた瞬間ですね。
その後、色々なメニューも工夫されたとのこと。

本人の声をもとに動いた結果が地域を巻き込んでいくストーリー。
これが我々が目指す支援の形なのだろうなと感じました。

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昼休みに研修会場付近を散歩して都庁の展望台へ。
遠くに見える富士山を見て、パワー補給です。


午後はグループディスカッションでした。
いつも、私は喋りすぎてしまうので少し自粛していました。

しかし、気になることには、ついつい口が・・・

そらいろからも簡単に事例を発表させていただきました。
うまく説明できたかどうかは分かりませんが、皆様に関心を持っていただけたように思います。
日々、スタッフが努力して勉強して頑張っている支援について良い評価をいただけたことは嬉しいことです。

これからも頑張らないといけませんね。



二日間に渡る東京出張はあっという間に終わりました。
初日夜の懇親会では、全国各地で活躍されている方々と話をすることもできました。

そらいろの活動も少しは宣伝できたかと思います。


支援の本質を見つめ直すことができた、実りある研修となりました。
土・日と京都を離れていましたが、スタッフの皆様のおかげでガイドヘルプは順調に終わりました。

ありがとうございました。

by tumanokokoro | 2018-02-18 17:10 | 研修・セミナーの参加 | Comments(0)

NPO法人ゆう・さぽーとが運営する『ヘルパーステーションそらいろ』が行う活動、ヘルパー支援の様子、代表の考え等を綴ったブログです。


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