福祉の若手職員×大学トークセッション

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本日、キャンパスプラザ京都にて開催された催しに参加しました。
『福祉の若手職員×大学トークセッション』という採用活動について考えるものです。

きょうと福祉人材育成認証制度で『上位認証』の称号を受けられている法人の取り組みを聞かせていただくこともできました。

現在、府内には上位認証を受けている法人は5つあります。
当法人が受けている『認証』よりも上位のクラスです。
認証基準は厳しく、ハイクラスな取り組みをされている法人ばかりです。

福利厚生や研修制度の充実はもちろんのこと、地域課題への取り組みや新たな挑戦など、とても真似ができないものばかりです。

そんな法人でも、採用活動では苦戦されているようです。


後半は2つの大学の採用に携わる方も登壇され、若手職員の方とのトークセッションがありました。

最近の学生の動向や特性、福祉職場に対するイメージなどを知ることができました。
大学と福祉法人との共同ミッションの必要性についても話されており、現実を知ることができました。

会場からの質問の中で「学生が就職を考える際に法人格について関係があるのか?」というものがありました。
社会福祉法人、医療法人、株式会社という法人格です。

若手職員の方からの話では、「法人格より、その法人が目指しているミッションや自分が何をしていくのか」という事を重視して就職活動を行なっていたとありました。
大学側からは、「学生自身については法人格にこだわりがないが、保護者には関心が強い」という話がありました。

それは、私も共感します。
安定した職場を求めるのは保護者としては当然の事です。

この話を聞きながら、自法人について考えました。
まだまだ実績がない小規模なNPO法人です。

「NPO法人への就職」という事に抵抗感がある方もおられると思います。


では、どうすれば良いかを考えました。
「我々にできる事は何なのか」という事です。

それは、やはり現場のヘルパー業務に向き合い、理念である『当たり前の暮らしを支える』為に、オーダーメイドの支援を実践し続けることしかないのかと。
法人の大小に関わらず、福祉職員が現場で対応するのは目の前の利用者さんです。

小規模事業所でも支援の質を高める為の努力に変わりありません。

目の前の支援に対して実直に向き合うことの積み重ねが、いつか我々の『魅力(強み)』となると信じています。


採用活動において、かなりの苦戦を強いられている現状はありますが、一期一会の『縁』に期待して取り組みたいと思います。

現在のヘルパーとの縁も大切にして、少しずつ成長していきたいと考えています。


良い刺激をいただくことができました。

by tumanokokoro | 2017-11-28 15:15 | 採用活動 | Comments(0)

NPO法人ゆう・さぽーとが運営する『ヘルパーステーションそらいろ』が行う活動、ヘルパー支援の様子、代表の考え等を綴ったブログです。


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