泣きたいときには泣けば良い

最近、急に泣き出した利用者さんがいます。

自閉症で知的障がいの男性。
年齢は私と同世代(アラフォー男子)

私は10年ほどの付き合いをさせてもらっています。

その方が、急に涙もろくなられています。
原因は分からず・・・


絵に描いたような号泣です。

その方の怒る姿や喜ぶ姿を見る事は多いのですが、悲しい気持ちを表現されることは少なかったので、周囲の人間は驚きです。
号泣はされますが、自傷などの行動はなく、比較的、情緒は安定されています(泣く以外)


冬になると人恋しくて、センチメンタルな気持ちになる事はありますが、どうしちゃったんでしょうか??

彼が人知れず傷ついていたり、不安感が強い状態なのかもしれませんが・・・
しかし、そのような気持ちを表現せず、我慢し続ける性格(障がい特性?)の方だったので、何らかの表現をされている事は、心の安定には良いのかもしれません。


まあ「泣きたいときは泣けば良い」という事ですね。

男の涙は奥が深いです。
by tumanokokoro | 2011-12-15 21:54 | 大切にしている事 | Comments(0)

NPO法人ゆう・さぽーとが運営する『ヘルパーステーションそらいろ』が行う活動、ヘルパー支援の様子、代表の考え等を綴ったブログです。


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