知り合いが直面していたケース

今日、偶然にも昔の同僚に出会った。
相手は仕事中。

知的障がい者の生活介護事業で勤めているようで、その活動中(散歩中)だった。

少し時間があったので話をした。
その間、利用者さんは時間を持て余し気味で私に質問攻めをしていたが・・・


その話の中で、現在、緊急で困っているケースがあるとの事で相談を受けた。

知的障がい・自閉症の方で、夕方に家庭でパニック状態になるとの事だった。
よくあるケース。
パニックの原因は、家の外から聞こえる子どもの声らしい。
子どもの声が堪え難く、聞こえると、外に出て行き子どもを突き飛ばすとの事・・・
家族も対応に困っている。
施設職員として相談を受けているが、家庭内での対応をするなら、どのようなサービス利用になるのか分からないらしい。


「どんなサービスが使えるか」を悩む前に、すぐにも訪問してアセスメントすべきだろうと思うが、一応、「使えるサービスは身体介護か行動援護ではないか」と伝えた。
地域の居宅介護の事業所を使うなら、支援計画については生活介護事業と連携する事は必須だという事も伝えた。


サービスが先にあって支援を行うのではなく、必要な支援を行い、持続可能なサービスに結びつけていく事が求められるのだろうと思う。


そんな事を思いながら、今の時点で「そらいろ(仮称)」が開業していれば支援に加わる事ができたのに・・・と残念に感じていた。
by tumanokokoro | 2011-06-03 23:08 | つぶやき | Comments(0)

NPO法人ゆう・さぽーとが運営する『ヘルパーステーションそらいろ』が行う活動、ヘルパー支援の様子、代表の考え等を綴ったブログです。


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