「ガイドヘルプの支援中に地震が起こったら!?」
本日の午前中、防災について勉強会を行いました。
今年は能登半島自身から始まりましたので、各人の防災意識は高まっているように思います。
「もし、利用者さんと一緒にいる時間に地震などの災害に遭ったら、どう対応したら良いですか?」とスタッフから質問もありましたので、防災について学ぶ機会を作りました。
大雨、洪水などの災害もありますが、そらいろでは暴風警報や特別警報が発令された時点でヘルパー支援業務を中止していますので、外出支援中に洪水に遭う可能性は低いかと思います。
事務所や利用者の方の家が浸水する事は考えられますので、震災後の復旧作業などは想定しておく必要があります。
今回の勉強会では、地震が起こった時のヘルパーの動きについて話し合いました。
城陽市防災ブックを参考にしながら、地震発生時からの対応を確認しました。
震度6以上の地震が起こった際、まずは安全な場所で身を守る事、揺れがおさまってから退避の行動を起こす事、安全な避難場所の位置を確認しておく事などを話しました。
電話やネットが使えなくなったら、どういう手段で連絡を取り合うか。
災害情報をどうやって得るかなども確認しました。
事務所の建具などについて倒れないように対策しておく事も確認しました。
「ここの棚は危ないかも」と具体的に確認できました。
大地震が起こればスタッフも慌てますが、利用者の方も不安になられますし、パニック状態になる方もおられるかもしれません。
利用者さんへの安心を伝える対応も大切です。
そして、具体的に何をするのかを伝えることを確認しました。
揺れがおさまれば、事務所の外に出て公園に向かうなど退避ルートの確認も必要です。
電車やバスに乗っている時や大阪や神戸など遠出している時に地震に遭う可能性もあります。
電車等では、乗務員の指示に従う事が必要になります。
知らない土地で被災した際も、周囲の人に聞きながら、安全な避難場所を見つけて移動する事が必要です。
安全な場所に着いたら、保護者や関係機関に連絡します。
どうやって保護者等に引き継ぐのかはケースバイケースで考えていくことになります。
ガイドヘルプの仕事では、どこで被災するかによって対応方法が変わってくるという事を確認し、安全な場所へ避難する事が大切であると話し合いました。
今回の勉強会はスタッフ4人でしたが、今後は何度も開催して多くのスタッフと共有していきたいと思います。