一般の客とは?
2015年 06月 01日
ガイドヘルプの支援でバスに乗っていた時の出来事です。
市民の足とも言えるコミュニティバスです。
「キャーーーー!」と甲高い声が出ちゃった利用者さん。
いつもより元気でハイテンション。
バス内には、他の乗客なしでした。
次のバス停で乗客が乗る前にバス運転手が、こちらを振り返り一言。
「一般のお客さんが乗りますから静かにしてくださいね」
愛想笑いで返しておくヘルパー。
「一般のお客さん」という表現が気になりましたが、言わんとすることは分かりました。
そして、我々がバスを降りる際、ヘルパーが運転手さんに一言声をかけました。
「お騒がせしました(社交辞令)」
すると、運転手さんから思いもよらぬ言葉が・・・
「その子、公共交通機関に乗せたらあかんのちゃう?」
「そんな奇声上げてたら、迷惑やで」
さすがに愛想笑いで返せなかったヘルパーの私は・・・
「それは、あなたが決めることではない」
「正式にバス会社に苦情を入れさせていただきます、◯川さん」と感情を抑えてお伝えできました。
ハラワタは煮えくり返っていましたが。
降車後、利用者さんを送り届け、バス会社に苦情を入れさせていただきました。
さすがに苦情係は丁寧に受け答えしてくれます。
「それは、お客様の言う通りです」
「運転手が戻りましたら、厳重注意させていただきます」
苦情対応マニュアルがしっかりしているのでしょうね。
以前に苦情を入れた時と応対は同じでしたので。
以前に苦情を入れた後、同じ運転手が同じ対応をしたので、苦情を入れた旨を伝えたところ、「そんなん聞いてない」と平気で答えていました。
現場はそんなものでしょうね。
苦情対応マニュアルの整備より、本当に心からの反省を望みます。
感じが良い運転手さんが少なからずおられるだけに残念です。
バス内で騒いだり大声を出すことを許せとは言いませんが、「乗るな」と言われる筋合いはありません。