ヒヤリハット報告書
2014年 11月 06日
身体介護中にヘルパーがバランスを崩して、こけそうになったことはありませんか?
または、ガイドヘルプ中に利用者さんを見失いそうになったことなど、ヒヤッとした経験があるヘルパーは多いのではないでしょうか?
幸い事故には至らなかったけれど、ヒヤヒヤした事例はヘルパー業務の中で起こり得るものです。
このようなヒヤッとしたケースを記録として残しておくのがヒヤリハット報告書です。
事故につながりそうなヒヤリハット事例を記録し、ヘルパー会議で報告し、事故防止の意識を高めるようにしています。
「利用者さんが苦手な刺激から逃げる為、衝動的に道に飛び出しそうになった」
「利用者さんが投げた物が人に当たりそうになった」
「雨の日の移動支援で車イスを押すヘルパーが足を滑らせてバランスを崩した」
などなどヒヤリハット事例は積み重なります。
一つの事故の背景には多くのヒヤリハットがあると言われます。
ヒヤリハットの段階で注意して事故を未然に防ぐことが求められるかと思います。
そらいろでは、ヒヤリハット報告については積極的に出してもらうように各ヘルパーに伝えています。
「ヒヤリハットに気づけること」が第一段階です。
気づけないヘルパーは危険です。
大きな事故を起こす可能性が高くなるかと思います。
どんなに介助技術が高いヘルパーでも、ヒヤリハット事例がない方はいません。
自分の支援業務を見つめ直し、常に向上心を持って働くことが大切かと思います。
ヒヤリハットが事故を防ぐ。
そう思いながら、報告書を読んでいます。