そらいろのポリシーは・・・
2014年 08月 28日
「そらいろさんの支援のやり方って、どんなのですか?」と聞かれる事があります。
答えは、いつも同じです。
「相手に合わせる事です」
利用者の方のニーズに合わせて支援を行うだけです。
障がい特性や個性を尊重しながら、コミュニケーション面に配慮した支援を行います。
外出の支援の場合は、外出の予定をヘルパーと共有できるようにすること。
利用者さんからの意思表出が難しい場合は、意思を伝えやすい方法を考えます。
理解面でサポートが必要な場合は、理解しやすい方法を考えます。
このような支援の『やり方』は決まっていません。
どんな方にも写真や文字のスケジュールを強要する訳ではありません。
必要な方、有効な方には勧める、という事です。
写真や文字等のスケジュールを使わないヘルパー、事業所を否定するつもりはありませんが・・・
明らかに利用者さんにとって有効なのに、意味もなく使っていない場合は、その理由を尋ねます。
いろいろなポリシーを持って、障がい者支援を行っている事業所があります。
色々あって、良いと思います。
障がい者の方が、自分に合う事業所を選べば良いですし、やり方が色々だと、選択肢が広がります。
ただ、時には事業所のポリシーを置いておいて、一旦、利用者さんを再アセスメントしてみることも必要かもしれません。
事業所のやり方が合わなくなってきている場合もあるでしょうし。
『スペクトラム』と言われるような多様性を持った障がいに対しては、フレキシブルな事業所のやり方の方が対応しやすいかもしれませんね。
そんな事を感じる、今日この頃でした。