行動障害から人間を考える

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東京出張に向かう道中の新幹線にて本を読みました。

この本には、自閉症の方々のケースがいくつか紹介されています。
激しい行動障害を起こされる方、ギリギリ世間に受け止められる行動障害(?)を起こされる方など、数ケースがあります。

彼らが起こす行動障害から、彼らの内面世界を考え、地域生活の支援について考えています。
家族や支援者の声も広いながら、各ケースの本人理解を深めようとされている感じです。


この本の中には、私が実際に支援に携わった方のケースも書かれています。
非常にこだわりが強く、いわゆる問題行動と呼ばれる行動が多く見られました。
私が自閉症の方への支援について深く悩み、考えさせられ、勉強させてもらったケースです。
失敗も多く、ご本人には迷惑をかけた事も覚えています。


この本は前の職場に勤めていた時に、職場からいただいたものでした。
前職場で働いていた時には、何だか読む気がしなかったのですが、職場を離れて一年以上が経つと、無性に読みたくなりました。

かつて自分が関わっていたケースについて、書面を通して第三者的に見るのは変な感じもします。
読みながら、「うーん、そうかなぁ」と自分が感じていた事とのギャップを感じたりもします。


自分が支援の輪の中にいる時には気付けていませんでしたが、「好きな事」「得意な事」を基本に、自分で活動を選んで生きていくという形を支援していたのだと、この本から教えてもらう事ができました。



この本の副題として「領分を築くということ」とありますが、これは、各ケースを見た後、最終章にまとめられています。




最終章を前に、東京に到着しそうです。
続きは、また今度です。
by tumanokokoro | 2013-07-15 10:15 | 参考書 | Comments(0)