駅構内の動き方
2012年 09月 06日
JR城陽駅のホームにはエレベーターがあります。
しかし、基本的には使わないエレベーターです。
車椅子の方や必要な方が使う時だけ、駅員室に連絡してドアを開けて使うというエレベーターです。
ホームからエレベーターは見えますが、扉を隔てた向こう側にあります。
「このエレベーターは身体障害者、その他必要とされる方がご利用されます」という貼り紙もされています。
前にエレベーター好きの利用者さんと一緒に城陽駅を使った際、このエレベーターが目に付き、「乗りたい!」気持ちが強くなり、少し不安定になられました。
目の前にあるのに、乗れない。
乗ってはいけない理由も分からない。
ヘルパーには止められるし・・・
「後で乗りますよ」と口頭で伝えられても、そんな言葉は耳には届かない。
これでは、利用者さんにとっては理不尽です。
そう思い、予め、駅構内での動きを書いて伝えてみました。
文字が理解できる方なので、意味は通じます。
「城陽駅でヘルパーさんが伝えていた行動は、この順番なんですよ」という感じです。
この行程表を見ながら、チラッとホームのエレベーターは横目で見ながら、ホームをクリアして、スムーズに駅を後にしました。
簡単な工夫で、理解してもらえる事って、たくさんあると思います。
そらいろは、そんなサポートを目指しています。