狭い世界の中で生きてきた
2012年 08月 28日
今日、視覚障がいの方からのニーズを聞きました。
私は視覚障がいの方への支援経験はありません。
私の経歴は・・・
大学時代は手話サークルでした。
一応、手話を学んでいました。
指文字と簡単な手話は覚えています。
大学卒業後は、重症心身障害者の通所施設に勤務。
「自分は一生、重心の方の生活をサポートする!」と心に誓いながらも、3年あまりで退職・・・
次の職場は知的障がい、自閉症の方が多かった施設。
「自分は一生かけて、この方達の人生を支えるんや!」と思い込みながらも、11年で退職・・・
そして、今に至っています。
障害福祉の仕事に携わって約14年程になりますが、その経験は知的障がいの方に偏っています。
視覚障がいの方への支援経験はありません。
数ヶ月前までは障がい児の方への支援経験もありませんでした。
私が築き上げてきたキャリアなんて、こんなもんです。
薄っぺらく、幅の狭いもの。
今、私ができる仕事は限られています。
しかし、私は変わりたいと思っています。
「経験がないから、断る」
そんな事では、私は成長しません。
事業所としての方向性もありますし、私だけではなく全スタッフのスキルも考えなくてはいけませんが。
ヘルパーステーションそらいろは、その名の通り「空の色のように、何色にも染まらず変化し続けていく」というような事業所になりたいと思います。
理想と現実。
それに悩む、私です。
ぶっちゃけ、障害福祉に携わっていない方からすれば、知的障がい、身体障がい、視覚障がいの違いなんて、小さな違いでしかないんでしょうけど。
相手は、みんな人間ですし。