突然あった懐かしの利用者さんからのニーズ
2012年 08月 17日
相手着信は未登録の番号です。
市外局番から京都市内である事は分かりましたが・・・
電話に出ると、前職場で関わっていた利用者さん家族からでした。
「ご無沙汰しています」で始まった電話。
わざわざ電話をされたのだから、何かしらの事情があるのだろうと思い聞いてみると・・・
やはり、家庭の諸事情により困られていました。
「助けて欲しい」と率直に言われました。
前職場からの付き合いがあるので、何かの力にはなりたいところです。
しかし、利用者さんは京都市内でも、遥か北の方にお住まいです・・・
そらいろの支援範囲の北の端は伏見区向島です・・・
今後も継続して支援して行く事は困難です。
話を聞いていると、私の前職場の後任職員との関係が薄い事を知りました。
これは、しっかりと引き継ぎをしていなかった私の責任です。
利用者さんからの電話の後、前職場に電話し、この利用者さんについて話をしました。
城陽にある事業所が支援をするよりも、京都市内の事業所が支援をした方が継続しやすいので、今更ながら私が引き継ぎを行うので協力して欲しい旨を伝えました。
私の退職により、迷惑をかけた利用者さんの一人ですので、私にできる事はしたいと思います。
私が城陽の地で『ヘルパーステーションそらいろ』を始めて、新たな出会いに喜びを感じている間、私がかつて支援していた人達が、どうしていたなんて考えてもいませんでした。
申し訳ない事をしました。
私が全力を挙げて支援を行ってきた人達を忘れる訳にはいけません。
私は過去と未来に責任を持ちたいと思います。