この環境の中で
2012年 04月 29日
先日、オープンした近所の大型ショッピングセンターに行きました。
さすがゴールデンウイークということもあり、客は多く、店員さんは客引きとアピールに一生懸命でした。
「いらっしゃいませ〜」
「只今、セール開催中で〜す」
「お会計は○○円になります」
「キャーキャー(子どものはしゃぐ声)」
「どうぞ、ご覧くださ〜い」
いろんな声が飛び交っています。
この環境下で会話をする事は至難の技だと思いますが、人間の耳と脳は優れていて、自分にとって関係のない情報はカットしてくれているようで、きちんと隣の妻とは会話ができました。
もし、全ての音声刺激を受け止めてしまう状態になったら、1〜2分で疲れきってしまうでしょうね。
こんな店の中で働いている人々は、自身で意識せずに、不要な音声刺激をカットしながら動いておられると思います。
多くの方は、無意識にできるのだと思いますが。
それが難しい方々もおられます。
混み合った店の中で、耳を塞いで歩いている方を見かけたら、その方は音声刺激を自分のやり方でコントロールされているのかもしれません。
あんなに賑やかな店内の環境で、普通に会話できている事の方が奇跡だと思います。
人間の機能ってすごいですね。