行動援護の研修を見ながら・・・
2012年 02月 29日
今日も京都府の行動援護従業者養成研修に参加しています。
本日からは受講生はグループに分かれての演習となります。
一つの事例について、ビデオを見てアセスメントを行い、支援計画を作っていく演習です。
行動援護の研修なので、主に自閉症の方への支援です。
自閉症の障害特性を理解した上でのアセスメントをすることが重要になります。
これは、研修だけではなく、実際の支援現場で求められるスキルです。
支援現場でアセスメントされたことについて、事業所のヘルパーで共有し、支援計画を作っていくことになります。
この研修のグループ演習は、いわば事業所のケース会議と同じです。
ヘルパー全員が障害特性を理解した上で、支援計画を創っていきます。
全員で話し合う事が重要ですね。
話し合う事で、共通理解が得られ、協力体制が作られると思います。
ヘルパー業務は個別支援ですので、いわば密室状態です。
担当ヘルパーが困難ケースを抱え込んで苦しまないように、全体で支えていく形を作ることが大切だと思います。
グループ演習を見ながら、そんな事を思っていました。