ケアホームは誰のものなのか?

ホームヘルプの仕事でケアホーム利用者さんの支援をする事がある。
グループホームやケアホームで暮らす障がい者の方にとって、ホームは自宅と同じだと思うが。

私は現職場の重度知的障害の方のホームしか知らないので、一般的な事は知らないがホームについて疑問に思う事がある。

「ホームは誰のものなのか?」

住民票を移し、ホームの家賃を法人に支払い暮らしている利用者さんにとって、ホームは自分のものではないのだろうか?
グループホームの場合、集団生活になるわけで、ホーム全体を利用者さん一人のものにはできないと思うが、少なくても自室は自分のものになるのではないだろうか?

自室の掃除や物品の管理などは、ホームの世話人に任せているとはいえ、主体は利用者さんにあると思うが。



とある利用者さんが、日曜日の昼間にホームにて過ごすのにヘルパーを利用する事になった。
そして、グループホームを経営している法人以外のヘルパー事業所を使う事になった。

こんな事は自立支援法の元では、よくある話だと思う。

しかし、当法人以外の事業所のヘルパーがホームに入る事は、ホームの管理上好ましくないという理由で、その利用者さんはホーム内でヘルパー利用が出来なくなり、止むを得ずホームから出て外で過ごす事になった。

日曜日の昼間の支援で、ホームと同じ法人の事業所からのヘルパー支援はホーム内で受けられるのに、法人が変わるとホームから出ないといけない。


理由はホームの管理上の問題。

ホームは誰の所有物なのだろうか。
やはり、法人の所有物なんだろうか。


障がい者本人を中心に置いて、地域の社会資源で支援を行うと考えた時、法人内の管理上の問題は地域の連携力でクリア出来ないだろうか。



「グループホームで火災が発生!事業所の管理体制に問題はなかったか!?」
などという事件が起こる度、ホームは少しずつ施設化していくのだろうと思う。


ホームの管理と本人主体の生活を両立させる事が求められるのではないだろうか、と考える。

ただ、私はグループホームなどでの勤務経験はなく、この記事も一方的な意見であると自覚している。
by tumanokokoro | 2011-08-21 11:38 | つぶやき | Comments(0)