結局は金・・・
2011年 08月 05日
とある利用者さんの居宅介護の支給量の変更についてのアセスメント。
私から利用者さんを紹介し、この方の暮らしと支援状況を説明した。
支給量の変更については、ケースワーカーが支援状況などの聞き取りをまとめて資料を作り、市の審査会に送られて審議される流れ。
審査会の了承が出れば、支給量が変更される。
審査会は一ヶ月に1回くらいしか開かれていないらしく、ワーカーさんが素早く資料を作っても、審査会に取り上げられるのは数ヶ月先。
時間ばかりかかる。
定型量を超える支給量については、なかなかお許しが出ない。
定型量って何やねん!市が勝手に決めた平均的な支給量??
今回のケースワーカーさんは、障がい者支援に理解がある感じだった。
「福祉業界が人材不足な事、給料が少ない事などの原因は、報酬単価の安さにあると思う」というような事を言われていた。
ただ、役所でも人件費カットの波は押し寄せているとの事で、ワーカー不足で大変らしい。
障がい者の地域生活支援を続ける為には、多くの人の力が必要だが、それを支える財源は乏しい。
結局は財源不足。
この国が抱える大きな課題。