地域調査 その7
2011年 07月 20日
今日は城陽市にある「NPO法人優人」にお話しを聞きに行きました。
こちらは、住宅地の中に立つ普通の一軒家で独自の事業をされている。
地元の障がい者施設の方から「面白い事業をしている所があるで」と聞き、今回の訪問に至った。
事業をされているのは大川さんご夫妻(+お子さん2人)。
「年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが集える場所があったらいいな」という想いから、障がい者や高齢者に限らず、必要な人が使える場所の提供をされている。
代表である大川さんのご自宅を使って、宿泊の支援や日中対応の支援をされている。
ご自宅兼事業所。
障がい者も?高齢者も?児童も?
「それって、介護保険?障害者自立支援法?」と制度面が気になる所ですが・・・
全て制度外のサービス。
法人独自で契約されている。
「必要な地域のニーズを受け止める」のに制度の枠だけては考えられない。
利用者ニーズを制度に当てはめるのではなく、ニーズから支援を作り出すという事。
そんな理想を実践されていると感じられました。
自宅で事業をされる苦労も聞かせて頂いたが、苦労以上に「楽しまれている」感じが伝わって来ました。
その他、地元城陽市内のNPO法人の繋がりや活動についても教えて頂いた。
地元の調査は今日で7回目となるが、今まで自分が知らなかった城陽市の福祉情報を多く知る事が出来たのは大きい。
そして、新たな出会いを出来た事も私にとっては大きな財産となった。
最後に・・・
NPO優人さんが介護ドキュメンタリー映画「ただいま それぞれの居場所」に出演されているとのことです。
映画ホームページ
http://www.tadaima2010.com/